
新生児の授乳、
おなかがすいたサインと十分に飲めているサイン
授乳してまだ1時間も経っていないのに、赤ちゃんがぐずり始めます。またおなかがすいたのか、まだ消化している途中なのか、抱っこしてほしいだけなのか、見分けがつきません。新生児は泣き出す前に先にサインを送っていて、そのサインがわかると、もう少し余裕をもって応えられるようになりますよ。
この記事で見ること
- 泣くことは、空腹サインのなかでいちばん最後に現れます
- 新生児の胃はとても小さいので、こまめに飲むのが自然なことです
- おむつの枚数と飲み込む音で、十分に飲めているかを確かめられます
- 手を口に持っていくからといって、必ずしもおなかがすいているとは限りません
まず一言でまとめると
新生児は胃が小さいのでこまめに飲む必要があり、おなかがすくと泣くより先に口や体でサインを送ります。そのサインを先に読み取れると、授乳のタイミングがぐっとつかみやすくなりますよ。
🤲 どうしてこんなにこまめに飲むのでしょう?
生まれたばかりの赤ちゃんの胃は、小さなビーズくらいの大きさです。出生直後は一度に5〜7mlしか入らず、1週間ほど経ってようやく30〜60mlほどになります。赤ちゃんがすぐにまたおなかをすかせるのは、食いしんぼうだからではなく、小さな胃のせいなんです。
母乳はミルクより消化が早いです。母乳の赤ちゃんは1.5〜2時間でまたおなかが空くので、1日に10〜12回飲む日もあります。ミルクの赤ちゃんは少し間隔が長く2〜3時間ほどですが、最初の数日は同じくらいこまめに飲ませる必要があります。赤ちゃんがおなかをすかせるからといって、母乳が足りないわけではありません。この時期にこまめに飲ませること自体が、母乳の分泌を増やす方法でもあるんです。
🍼 泣く前に送ってくる空腹サイン
赤ちゃんはおなかがすくと、泣く前にまず体でサインを送ります。このときに授乳を始めると、赤ちゃんも親もずっと楽に授乳を続けられます。すでに泣き出していると赤ちゃんも疲れてしまっていて、おっぱいを含ませるのがより難しくなることがあります。
空腹サイン、こんなときに見られます
ただし、手を口に持っていくだけで空腹だと決めつけることはできません。授乳を終えたばかりなのに同じしぐさをするなら、赤ちゃんが手を見つけて自分で吸い、安心しようとしている途中かもしれません。最後に授乳した時間、赤ちゃんの表情や体の緊張具合をあわせて見ると、より正確にわかります。
✅ 十分に飲めているかは、どうやってわかるのでしょう?
飲んだ量を直接目で確かめるのは難しいので、親としては毎回どうしても迷ってしまいますよね。このとき目安になるのは、1回ごとの授乳量ではなく、1日全体の流れです。
授乳中の飲み込む音とあごの動きを見ます
吸っているだけなのか、実際に飲み込んでいるのかは違うことがあります。
規則的に吸って飲み込む音が聞こえ、あごがゆっくり上下に動いていれば、しっかり飲めています。吸う力が急に弱まったり、すぐ眠ってしまったりすると、実際に飲んだ量が少ないことがあります。
最初の1週間はおむつの枚数を確認します
赤ちゃんの体から出るものが、入った量を教えてくれます。
生後最初の数日は1日2〜3枚だったのが、生後4〜5日以降は濡れたおむつが1日5〜6枚以上出ていれば、十分に飲めているサインです。この枚数が何日も続けて足りないようなら、受診のときに必ずお伝えください。
授乳後に赤ちゃんの体がゆるむかを見ます
おなかが満たされると、赤ちゃんの体に表れます。
十分に飲めた赤ちゃんは授乳後に体の緊張がほぐれ、自然と眠ったり、穏やかな表情になったりします。飲んだそばからまたぐずったり、相変わらず口で何かを探したりするなら、もう少し飲ませたり、姿勢を変えてみたりするとよいでしょう。
体重の変化を定期的に確認します
1日ごとより、数日単位で見るほうが正確です。
新生児は最初の数日のあいだ、体重が少し減ることがあります。出生体重の7〜10%の範囲内の減少は正常で、生後2週間以内に出生体重に戻れば大丈夫です。健診のたびに体重曲線を確認しておくとよいでしょう。
🌙 夜のほうがこまめに飲ませるものなんでしょうか?
新生児はまだ昼と夜の区別がつきません。メラトニンが作られ始めるのは生後3か月以降なので、それまでは夜に何度も目を覚ますのはおかしなことではありません。授乳間隔が昼より夜のほうが短く感じられる理由は、ここにあります。
母乳育児の場合、夜の授乳は母乳の分泌を保つうえでも大切です。夜にこまめにおっぱいを含ませると、日中の母乳量もより安定して保たれます。最初の数週間は、夜の授乳回数を減らそうとするより、赤ちゃんのリズムに合わせて飲ませるほうがずっと楽ですよ。
よく迷う質問
保護者からよく寄せられること
- 授乳時間が長すぎます。大丈夫でしょうか?新生児はおっぱいを含んだままよく眠ってしまいます。20〜30分以上かかっても、飲み込む音が規則的ならしっかり飲めています。反対に、10分も経たないうちにすぐ眠ってしまい、おむつもあまり出ないようなら、授乳の姿勢やおっぱいの含ませ方を見直してみるとよいでしょう。
- 乳腺炎になりました。授乳をやめるべきでしょうか?乳腺炎があっても、授乳を続けるほうがかえって助けになります。授乳前には温かい蒸しタオルを、授乳後には冷たい蒸しタオルを当てると、不快感をやわらげられます。発熱や強い痛みをともなう場合は受診が必要なことがあるので、産婦人科や母乳育児外来にご相談ください。
- ミルクを少し濃いめに作れば、もっと長くおなかがもちませんか?ミルクは決められた割合どおりに作る必要があります。濃く作ると赤ちゃんの腎臓に負担がかかり、脱水につながることがあります。おなかをすかせるなら、間隔よりも授乳回数を増やすのが正しい方向です。
- すぐに病院へ行くべきなのはどんなときですか?おむつを替える回数が何日も続けて1日5枚未満だったり、授乳後もずっとぐずって泣きやまなかったり、肌が黄色っぽくなって赤ちゃんがぐったりしているように感じたりしたら、待たずに小児科に連絡してください。
今日から3日間やってみること
泣く前のサインから見る練習をします
サインを読むのに慣れると、授乳のタイミングがずっと楽になります。
授乳の時間とは関係なく、赤ちゃんが口を動かしたり顔を向けたりしたときに、少し立ち止まって観察してみてください。空腹なのか別の理由なのかを繰り返し見ているうちに、その子なりのパターンが見えてきます。
おむつの枚数を簡単にメモします
1日に5〜6枚が安定して出ているかを見ればOKです。
スマホのメモや手帳に、濡れたおむつの枚数だけ書いてみてください。数日たまると授乳の状況をすばやく把握でき、受診や相談のときにもずっと正確に伝えられます。
授乳の姿勢とおっぱいの含ませ方を一度見直します
つらい姿勢は授乳時間を長くし、ママも疲れさせてしまいます。
授乳中に痛みがあったり、赤ちゃんが何度も乳首を外してしまったりするなら、おっぱいの含ませ方をもう一度確認してみてください。病院の授乳相談や保健センターの母乳育児相談(無料)を活用すると、実際に役立つサポートを受けられます。
참고한 자료
この記事は、新生児の授乳回数、空腹サイン、おむつ交換の時期、そして授乳相談の内容をもとにまとめました。