
たっぷり飲ませる vs 授乳間隔を守る、
答えは赤ちゃんのサインです
さっき飲んだばかりなのにまた欲しがる赤ちゃん、まだ2時間も経っていないのにぐずる赤ちゃん。間隔を守らなきゃという気持ちと、今お腹が空いていそうだという目の前の様子のあいだで、揺れてしまうことがあります。時計よりも先に赤ちゃんが送るサインを読み取れるようになると、その迷いが少し和らぎます。
この記事で見ること
- 赤ちゃんがお腹を空かせて泣くのは、いちばん遅いサインです
- 新生児の胃は最初とても小さいので、頻繁に飲むのが当たり前です
- まとめ飲み(クラスター授乳)があっても、おかしなことではありません
- 十分に飲めているかは、おむつと体で確認します
まず一言でいうと
健康な正期産の赤ちゃんは、空腹のサインが見えたら飲ませ、もっと飲もうとするサインが消えたら止める、というのが基本です。授乳間隔は『お腹を空かせた赤ちゃんを待たせるためのルール』ではなく、一日全体の流れを見るための補助的な記録に近いものです。
🍼 なぜ新生児はこんなに頻繁に飲むのでしょう?
生まれたばかりの赤ちゃんの胃は本当に小さいです。生後1日目の胃の容量はおよそ5〜7ml、2日目は12〜15ml程度です。小さなビー玉ひとつくらいの大きさだと思ってください。だから少し飲んですぐにお腹が空くのは、おかしいことではなく、この大きさではそうなるのが当たり前なのです。
胃の容量は急速に増えていきます。生後1週間ほどになると一度に45〜60ml程度を入れられるようになり、1か月が過ぎると80〜150mlまで増えます。だから最初の数日のあいだ赤ちゃんがとても頻繁におっぱいを欲しがるのは、胃がまだ小さいからです。だんだん間隔が空いていくのは、胃が大きくなるにつれて自然についてくるものです。
🤱 泣く前にすでにサインを送っています
赤ちゃんがお腹を空かせたとき、いちばん最初に送るサインは泣くことではありません。泣くのは、空腹をぐっと我慢して我慢して送る、いちばん遅いサインです。その前にすでにいくつものサインがあります。
泣く前に現れる空腹のサイン
- 口をもぐもぐさせる、舌を出す口のまわりを動かしながら、何かを探しているように見えます
- 顔を向けて探すルーティング反射といいます。頬に何かが触れると、その方へ頭を向けます。
- 手を口へ持っていく指を吸ったり、こぶしを口に当てたりします
- 軽くぐずる、もぞもぞ動くまだ泣いてはいませんが、体が緊張して少しずつ声を出します
このサインを見て飲ませると、赤ちゃんが落ち着いた状態で授乳を始められます。泣き始めたあとに飲ませようとすると、赤ちゃんも泣き疲れてうまく飲めないことが出てきたりします。
😌 お腹がいっぱいになると、どんなサインを送るのでしょう?
飲んでいる途中で止まったり、おっぱいや哺乳びんを自分から押しのけたりしたら、今は十分だというサインです。赤ちゃんが顔を背けたり口を閉じたり、乳首を離してまわりをきょろきょろ見回したり、手足の力を抜いて体全体がゆるんできたら、飲み終わったということです。
反応授乳とは、赤ちゃんが欲しがるたびに止めずに飲ませ続けるという意味ではありません。お腹がいっぱいだというサインに合わせて止めることも、反応授乳の一部です。ミルク授乳なら、びんの底をきっちり空ける必要もありません。赤ちゃんが止めたがっているのに、ミルクが残っているからと無理にもっと飲ませると、飲ませすぎになることがあります。
🌙 まとめ飲みはなぜ起こるのでしょう?
ある日の夕方には、1〜2時間おきにずっと飲もうとしているように見えるときがあります。これをまとめ飲み、またはクラスター授乳といいます。とくに生後2〜3週、6週、3か月ごろによく見られます。赤ちゃんが成長スパートの時期にいて、より多くのエネルギーが必要なため、短い時間に頻繁に飲むのです。母乳授乳なら、この時期のまとめ飲みは母乳の分泌量を増やす自然なサインになることもあります。
まとめ飲みが数日続くからといって、すぐに量が足りていないというわけではないかもしれません。ただ、まとめ飲みが長引くなかで赤ちゃんの体重がうまく増えなかったり、おむつが十分に出なかったりするなら、小児科や母乳育児相談員に確認してみてください。
📋 十分に飲めているか、どうやってわかるのでしょう?
一回の授乳でどれだけ飲んだかよりも、一日全体の流れを見ることのほうが大切です。おむつと体の状態が、いちばん直感的にわかる目安です。
濡れたおむつの数を数えます。
おしっこは飲んだ量をいちばんよく反映します。
生後5日以降は、一日に最低6枚以上の濡れたおむつが出るのが目安です。最初の数日は一日1〜2枚から始まり、だんだん増えていくのが正常です。(CDCの基準)
飲んでいる最中の飲み込む音を聞きます。
一生懸命吸っているように見えても、実際にちゃんと飲み込んでいるかを確認できます。
ごっくんという音が規則的に聞こえれば、よく飲めています。吸う動きだけで飲み込む音がほとんどないなら、母乳がちゃんと出ているか、吸いつき方が合っているかを確認してみるとよいでしょう。
飲み終えたあとの赤ちゃんの様子を見ます。
授乳後の満足感は、十分に飲めたというサインです。
授乳後に手足の力が抜けて体が楽そうに見えれば、十分に飲めています。飲んだ直後にも空腹のサインを出し続けたり、なだめにくい状態が繰り返されたりするなら、確認が必要かもしれません。
体重の流れを小児科で確認します。
家で毎日測るよりも、診察で推移を見るほうが正確です。
生後10〜14日以内に出生体重まで戻るのが基本の目安です。10%以上減ったり、2週間たっても戻らなかったりするなら、授乳の評価が必要です。
よく迷う質問
授乳間隔についてよく聞かれること
- さっき飲んだばかりなのにまた欲しがりますさっき飲んでちょっと寝てから起きてまた欲しがるなら、少し飲んで眠ってしまって起きた、ということかもしれません。少し前に飲んでいても、空腹のサインが見えたら飲ませて大丈夫です。時間よりサインが先です。
- 間隔が短すぎるのではないでしょうか新生児は24時間に8〜12回の授乳が普通です。2時間おきに飲むと一日12回ですが、それがこの時期の正常な範囲です。間隔がだんだん長くなっていくのは、胃の容量が大きくなるにつれて自然についてきます。
- 授乳記録アプリは必ず必要でしょうか記録が役に立つのは確かです。とくに最後の授乳時間、濡れたおむつの数、体重の変化を書いておくと、次の診察のときに役立ちます。ただ、タイマーがお腹を空かせた赤ちゃんを待たせる理由になってはいけない、ということだけ覚えておけば大丈夫です。
- すぐ病院に行くべきサインは何ですか一日6回未満の濡れたおむつ、授乳後もずっと不安そうでなだめられない状態、2週間たっても体重が戻らない場合、黄疸が疑われたり、なかなか目を覚まさずぐったりして見えたりする場合は、待たずに小児科に連絡してください。
今日やってみること
今すぐできること
- 泣く前のサインをひとつだけ覚えておく口をもぐもぐさせる、舌を出す、顔を向けるのうち、ひとつだけ今日見つけてみてください。赤ちゃんによって少しずつ違うので、よく見せるサインが何かを知っておくと、泣く前に先に反応できます。
- 濡れたおむつの数を数える今日一日、濡れたおむつが何枚あったか数えてみてください。生後5日以降なら6枚以上が目安です。この数ひとつで、授乳がうまくいっているかを見当づけるのに役立ちます。
- 最後の授乳時間だけ書いておく完璧な記録でなくても大丈夫です。最後に飲んだ時間さえわかれば、長く飲めていないのではないかを確認するのに十分です。
間隔を守ろうとする努力も、サインを読み取ろうとする努力も、どちらも赤ちゃんをちゃんと世話したいという気持ちから生まれます。どちらがより正しいということではなく、今の赤ちゃんの状態で何がより必要かを見ることが大切です。
참고한 자료
この記事は、赤ちゃんの空腹と満腹のサイン、新生児の授乳回数、ミルクの授乳スケジュール、そして韓国国内の新生児授乳の案内資料をもとにまとめました。